こんにちは、ガリオです。
突然ですが、皆さんは「飯盒(はんごう)」をご存知ですか?
そうです、兵隊さんやキャンプボーイ・ガールが現地で使っているやつです。
今回偶然にも、飯盒が手に入ったので
白米を炊いてみたいと思います!
かまどを作ろう
(なお、今回の作業はウッディー似の友人にも手伝ってもらいます。
後ほど出てきます)
周りに燃え移らないような広い場所を確保してしてください。今回は下が土なので安心です。
次に、かまどの心臓部分となる石を拾ってきてください。
裏返すと友人の苦手なワラジムシがたくさん出てきて少し萎えていました
こんな感じですね。かまどの形に正解はありません。あなたのオリジナルな作品を作って下さい。
飯盒(はんごう)の底が地上から25㎝くらいの高さになるまで調節します。
この時点で僕はウキウキが止まりません。ずっとこういう事をやってみたかったので
お米を計ろう
このお米は、自称:ただのキモデブゲーマーの友人から頂きました。
全然関係のない話になりますが、宇宙の起源っていったいなんなんですかね。その、、原子がどうとかビックバンが起こってとかあるじゃないですか。じゃあその原子やビックバンはどこから生まれてきたのだろうか、、。考えても答えが出ないんですよ。そもそも人類は何の意味を持って生まれてきたのでしょうか?
お米をじっと見つめていたらそんなことを考えてしまいました
さて、話は戻ります。実は、この飯盒。とても優秀なんです!
なんと!!!
内蔵されているうち蓋でお米を計ることが出来るのです!!さらに容器として使うことで幅広い活躍を見せてくれます。将来はこういうお嫁さんとサバイバル生活をしてみたいものです。
今回は二人分なので、一合(180ml)だけを飯盒に入れます。
また、水の量を計るときも高い機能性を発揮してくれます。
内側に印されている突起が、合数によってどこまで水を入れればいいのか教えてくれます。こんなにも内側に魅力を感じる製品に出会ったことがあるでしょうか。
ちなみに今回僕たちは1合だったので大体で入れました。
読者「、、、、、。」
僕「なんですか!」
僕「こういう完璧でないところに趣を感じるんです。これでいいんです。」
火を起こしてみよう
これが結構難しいんですよね、、、、、、。
まずは、ウッディー似の友人が挑戦してみました。
友人「よいしょ、よいしょ」
僕「(え、太いのからいくの??」)
友人「よいしょ、よいしょ」
僕「(絶対無理やん、、)」
シュッ!!!ボォッ!!(火が付く音)
フッ、、、、、、。
シュッ!!!!!ボボボーボ・ボーボボォッ!!!
スッ、、、。
友人「つかない」
僕「ちょっと代わってくれるかい」
友人・僕「わーい!!!」
火をつけるときのポイント
一番下には、細かい木くずを
上に行くにつれ、木の枝がどんどん太くなるように組み立てていきます。
ポイントは、空気が入るように隙間を空けることです。
火が安定してきたら30分計ります
30分間火を絶やしてはいけないので目が離せません。以前別件で作った「火吹き竹」が役に立ちました。いずれ作り方を記事にします。
5分~10分あたりで中で沸騰が起こり、水が気体に変わることで体積変化が起こりフタが浮いてしまうので石の重りを乗せましょう。
20分を過ぎたあたりから火を弱くしていきます。焦がさないためです。
手前の木は有名なヴァイオリニストに似ていたので、「葉加瀬太郎」と名付けました(燃やしてません)
30分たったら火元から外し、ひっくり返します。(ひっくり返さなくてもいいらしいです)このまま5分間蒸らします。
5分経ったので開けてみます。ドキドキ
わあーーーーーー!!!炊けてる~~~!!!
若干柔い感じもしますが、芯までしっかり炊くことに成功しました
美味しい。
最後に
今回は十分な知識がないまま始めてみました。失敗してみようと思っていたんです。しかし上手くいってしまったので記事にしました。そのため若干日記のようになってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の飯盒炊爨(はんごうすいさん)を通して
- 火のありがたさ
- 米を炊く大変さ
- 宇宙の壮大さ
に気づくことが出来ました。実際に経験を通すことで、よく聞くありきたりな言葉を真摯に受け止めることが出来ました。また、災害時慌てることなく米を炊く技術が身についたので良かったです。
再度申し上げます。最後まで読んでいただきありがとうございました。