今回は、オオスズメバチの幼虫の美味しい食べ方や調理法、ハチノコを生で食べてみた味の感想などを記事にしました。
世界最大×最強オオスズメバチ(幼虫)の入手ルート
オオスズメバチの幼虫は、林業と狩猟をやられているとある方から頂きました。
蜂の巣駆除の際に幼虫が手に入ったので、真空パックにして冷凍保存されていたみたいです。
蜂の巣駆除に殺虫剤などの薬品を使用した場合、中にあるハチノコが薬品で汚染されてしまい食べることはできません。
ですが、このハチノコや薬品を使わずに入手されたみたいなので安心して食べることができます。
食べることを考慮し、苦労して入手されたのであろう…ありがたい!そして尊敬。
アシナガバチに刺された経験のある自分には恐ろしすぎてとてもできない。
オオスズメバチ(幼虫)の食べ方
ここでは、オオスズメバチ(幼虫)を生で食べたときの味の感想と色んな食べ方をご紹介します。
生で食べたときの味の感想(真似しないでね)
サバイバル環境下では生で食べることもあるかもしれない。僕の好奇心が右手を動かす。
幼虫が入った真空パックを解凍して、1匹パクリ。
はっきりいうと美味しくはない。弾力のある皮を歯で破ると中から液体があふれ出す。臭みや味は無く、ジャリジャリとした舌触りだけが残った。
よく言えばクリーミーだが、僕の舌には栄養価を感じる感受性はないようだ。生食の価値はあまりない。
※冷凍はしていますが、寄生虫がいる可能性もあるため決して真似しないでね。
食べ方➀オオスズメバチ(幼虫)の塩漬け
この幼虫をくださった方は塩漬けにしていたので、その場でいただいた。
幼虫をくださったとある方が突然ビンをひっくり返したかと思ったら、おそらくは皿と認識しているであろう切り株にバシャッ!
切り株から滴る液体を横目に1匹つまんでパクリ。
うん!美味い!塩がかなり効いているため塩っ辛いが、酒のつまみには最高の一品が出来上がっていた。
保存食としても有力だと思うので、いつか友達に食べさせたい時などにおすすめかも
食べ方➁オオスズメバチ(幼虫)のガーリックバターソテー
これはマジでめちゃめちゃ美味い!!最高におすすめできるレシピです。
見た目は餃子やチーズおやきに似ているけど、味は高品質はタンパク質って感じで舌が肥える。
上の写真に写る黒いのは幼虫の内臓器官や胃内容物だと思う。若干の苦味があるけど、これがまたアクセントになって美味しい。
歯で圧力を加えるとプチッと切れる皮は、ほどよい弾力があって舌触りがいいからつい転がしてしまう。
上品なタンパク質とガーリックバターの相性はイケるのでおすすめのレシピです!
作り方×レシピ
【手順➀】バターを入れる
まず初めにオリーブオイルを軽く引いたフライパンを熱して、1かけらのバターを入れます。
【手順➁】にんにくを入れる
次に、にんにくを2かけらほど投入。これはおろしチューブでも生にんにくを刻んだものでもどちらでもいいです。風味が香ればいいので。
【手順➂】弱火で3分くらい炒める
強火でやるとすぐに焦げるので、必ず弱火でじっくり炒めてください。
プリップリで美味しそうだけど、まだ中身は火が通ってない。
焼いていると、幼虫が風船のように膨らみ、中の体液をピュ~と吹き出しながら破裂します。幼虫が破裂して十分に火が通ったら完成!
飛び出た体液はもったいないと思いますが、結果的にソースとして仲間に加わるのでOK
最後に
今回は、オオスズメバチ(幼虫)の美味しい食べ方や調理法、生で食べたときの味の感想などを解説しました。
なかなかできる体験ではなかったので面白かったうえに、幼虫のガーリックバターソテーはめちゃめちゃ美味しかったです!
夏は蜂の時期なので、またご縁があれば食べてみたいものです。
おわり