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【マテバシイ使用】現代風にアレンジした美味しいドングリクッキーの作り方

マテバシイ ドングリクッキー 作り方 レシピ
ガリオ
ガリオ
こんにちは、野食家ガリオです

今回は、マテバシイというドングリを用いた「現代風ドングリクッキー」の作り方をご紹介します。

前半はドングリ粉と薄力粉を1:1で混ぜたクッキーを、後半はドングリ粉100%のクッキーの作り方を解説しました。

形状と下処理方法別に作った4種類のドングリ粉を用いて作ったドングリクッキーの味についても言及しているので、ドングリクッキー作りの参考にしていただけたら幸いです。

結論から言うと、めちゃめちゃ美味しいドングリクッキーができあがりました!

ドングリ粉100%で作ったクッキーは小麦粉アレルギーを持つ方でも安心して食べることができます。

ドングリ粉の作り方

ドングリクッキーの元となる「ドングリ粉」の作り方はについては、こちらの記事をご参照ください。

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形状と下処理方法を変えて作った5種類のドングリ粉における味の違い・保存性 この記事では、ドングリの形状別(細長い、ずんぐり)や下処理を変えて作った「5種類のドングリ粉」についてご紹介します。 作り...

現代風ドングリクッキーの作り方

必要な材料(ドングリ50%バージョン)

  • ドングリ粉:100g
  • 薄力粉:100g
  • ☆卵:1個
  • ☆無塩マーガリン:100g
  • ☆砂糖:60g

【手順➀】☆のついた材料を全て混ぜる

マーガリンは固形のままだと溶けにくいため、耐熱容器に入れてレンジで温めるのがおすすめです。(500wで40秒ほど)

【手順➁】ドングリ粉を混ぜる

ドングリ粉がダマにならないようにしっかり混ぜましょう。

【手順➂】薄力粉を混ぜる

こちらも、薄力粉がダマにならないように混ぜましょう。

生地に切れ込みを入れても元に戻らないくらいの硬さになっていれば大丈夫です。

自分が作った時は若干柔らかくて型抜きが出来なかったので、型抜きをしてクッキーを作りたい方はドングリ粉や薄力粉を多少増やして生地の硬さを調整してもOK

【手順➃】好きな形に整えてクッキングシートの上に並べる

クッキングシートの上に、適当な形の生地を乗せていきます。

【手順➄】オーブンを使用して180℃で12分間焼く

あらかじめ180℃に予熱した状態で12分間焼きます

ドングリクッキー完成(ドングリ50%バージョン)

ガリオ
ガリオ
周りにドングリちりばめて完成です!

食べてみた感想ですが、外側はサクッとしていますが中が少ししっとりしているため、若干カントリーマ○ムみたいな印象を受けました。

香ばしいですが、マーガリンや砂糖の味が強くてあまりドングリの風味は感じません。

ただドングリの小さなかけらがザクザクしているため、食感は楽しいです!

エぐみなどは一切ないため、他のクッキーと同じように美味しく食べることができます。

冷蔵庫で生地を寝かせて硬くすれば型抜きもできるよ

ラップでくるんで冷蔵庫に3時間ほど置くと生地が硬くなり型抜きをしやすくなります。

ガリオ
ガリオ
木の棒で薄く延ばして型抜きしよう

若干失敗してしまいましたが、まあこんな感じです(笑)

生地が柔らかいなぁと思ったらドングリ粉や薄力粉を増やして調整しましょう。

必要な材料(ドングリ100%バージョン)

  • ドングリ粉:200g
  • ☆卵:1個
  • ☆無塩マーガリン:100g
  • ☆砂糖:60g

次はドングリ粉100%のクッキーを作っていきますが、以前作った「4種類のドングリ粉」を用います。

  1. 細長いドングリ粉
  2. ずんぐりしたドングリ粉
  3. 茹でたドングリ粉
  4. 焼いたドングリ粉

4種類のドングリ粉については、こちらの記事をご参照ください。

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形状と下処理方法を変えて作った5種類のドングリ粉における味の違い・保存性 この記事では、ドングリの形状別(細長い、ずんぐり)や下処理を変えて作った「5種類のドングリ粉」についてご紹介します。 作り...

【手順➀】☆のついた材料を全て混ぜる

4種類のドングリ粉を50gずつ使用して合計200gのドングリ粉を用います。

他の材料も4等分しました。

【手順➁】ドングリ粉を混ぜる

今回自分は4等分しているので、50gずつそれぞれのドングリ粉を入れて混ぜました。

混ぜてみると、4種類の生地の色や質感が異なるのが分かります。

形状で分けた左の2つは比較的ベチョベチョしており、焼いた方は色が濃いです。

【手順➂】ラップにくるんで冷蔵庫で寝かす

生地が柔らかかったので、ラップでくるんで冷蔵庫で寝かすことにしました。

【手順➃】オーブンを使用して180℃で12分間焼く

あらかじめ180℃に予熱した状態で12分間焼きます

ドングリクッキー完成!(ドングリ粉100%)

ドングリ粉50%の時よりも一段と色が濃く、焦げているようにさえ思える仕上がりになりました(焦げてはいない)

ちなみに4種類の配置はこんな感じです。

細いドングリ粉で作ったクッキーの味・評価

食感は歯ごたえがあり、グニャっとしています。パサパサしている感じは無くしっとり系のクッキーになりました。

お店に並べられるレベルではありませんが、ドングリの風味を強く感じることができるので、素材の味を味わいたい方にはおすすめです。

ずんぐりドングリ粉で作ったクッキーの味・評価

細いドングリ粉で作ったクッキーと全く同じ感想。

焼きドングリ粉で作ったクッキーの味・評価

ドングリ粉を作る過程で水分を飛ばしているため、4種類のクッキーの中では一番ザクザクしていました。

ただ、水分が少ないのでポロポロ落ちます。

個人的にはあまり好きになれなかったのですが、色んな人に食べてもらった結果、焼きドングリ粉のクッキーが一番美味しいという結論に至りました。

ゆでドングリ粉で作ったクッキーの味・評価

ゆでドングリ粉は、ドングリ粉の時点でペーストっぽくなっていたため水分を多く含んでいました。

そのためザクザク感は無く、しっとり系のクッキーに近い仕上がりです。

こちらもお店に出せるレベルではありませんが、家庭で楽しむ程度なら美味しくいただけます。

最後に

今回は、マテバシイというドングリを用いた「現代風ドングリクッキー」の作り方をご紹介しました。

ドングリ粉の比率を変えたりドングリ粉の下処理を変えることで、クッキーの印象もガラッと変わることに気づけたので面白かったです。

お家に小麦粉アレルギーのお子さんがいらっしゃる方は、ドングリ粉100%のクッキーを作ってみてはいかがでしょうか?

反対に、ナッツアレルギーの方はドングリクッキーを食すことができないのでご注意ください。

おわり

ガリオ
ガリオ
そんじゃさいなら!
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