今回は、道で拾ったトノサマバッタをレンジでチンして食べてみたので、部位別による素材の味を評価してみました。
結論から言うと、ショウリョウバッタよりも味が濃くてとても美味しかったです!
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トノサマバッタの食べ方:レンジでチン
バッタをそのまま放り込むとレンジの中で暴れる上に、破裂した際に体液が飛び散るので、ラップでしっかりくるむのがおすすめです。
蒸し焼きのような状態になるので、ラップを剥がした際にバッタの匂いがふわぁ~と漂ってきます。おすすめ
500wで1分半
500wで1分半ほど温めたら、中からボスッ…ポスッという音が消えたので取り出してみたところしっかり火が通っていました。
念を入れてもっと長時間入れても良いですが、やりすぎて肉が乾燥しパッサパサになる恐れもあるので様子をみて取り出してみてください。
トノサマバッタにおける素材の味の評価・部位別
翅
セミの翅と同じように、口に残るので食べにくいです。調理前にちぎってしまった方が良いと思います。
頭部
頭部の外骨格はそこまで気になりませんでした。筋肉の旨味もしっかり感じることができます。
胸部:一番美味しい
カブトムシやセミと同じように、トノサマバッタも胸部の筋肉量が最も多いです。昆虫類の共通項目だと思います。
「何の味?」と問われたら、「バッタ系の味」と答えるのが精いっぱいな私ですが、以前食べたショウリョウバッタよりも旨味が強く非常に美味しかったです。
旨味の強さで例えるならば、サワガニの素揚げくらいしっかりと味を感じることができます。
腹部
腹部はスカスカしていたので特にバッタの味を感じることはありませんでした。
トノサマバッタの卵
おそらく抱卵個体だったのでしょう。レンジでチンしたら腹部から卵があふれ出してきました。
黄色い卵だけをつまんで食べてみたところ、見た目に引っ張られたのもあるせいか、ふりかけの「のりたま」に入っている乾燥卵の味がしました。
臭みなどは一切なかったので食べる価値はあります。
最後に
今回は、道で拾ったトノサマバッタをレンジでチンして食べ、部位別による素材の味を評価してみました。
トノサマバッタからは旨味を強く感じたので、小腹を満たす程度であれば優秀な食材であるという結論に至りました。
ただ、トノサマバッタはジャンプ力があり一気に長距離飛んでいくため、捕獲する労力を考えると、大量捕獲は労力に見合わないと思います。
低コストで捕獲できる技術があるなら、サバイバル食材として適しているのかもしれません。
簡単な捕獲方法の確立についても模索していきたいと思います。
おわり
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