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今回は、雷魚(ライギョ)・カムルチーの食べ方や調理法についてご紹介します。
初めて食べる食材の場合は、素材の味を楽しむことに決めています。今回は肉の量がたくさんあったので
- 焼く
- 茹でる
- 揚げる
の3パターンの調理法で味わってみました。このほかにも
- 皮あり
- 皮なし
といった条件や
- 牛乳の臭み消しあり
- 牛乳の臭み消しなし
などの条件を変えて全12パターンの味調べを行ったので、雷魚を調理するときの参考にしていただけたら幸いです。
結論「皮の処理と臭み消しはあってもなくても変わらない」
結論から言うと、雷魚の皮があってもなくても、牛乳による臭み消しをしてもしなくても味はほとんど変わりませんでした。
「ほとんど」と表現したのは、皮を残した切り身を茹でた際に少しだけ臭みを感じたからです。
焼いたり揚げたりする場合は、皮や臭み消しに関してはあまり気にしなくても良いかと思います。
ライギョの食べ方・料理
パターン➀4通りの焼きライギョ
皮の有無や臭み消しの有無などで4パターンの焼き方をしてみました。先ほども結論を述べましたが、結局どのパターンも味の差異はありませんでした。
ほぐれる身が大きく、少しパサパサしている印象でした。(冷凍しちゃったからかも)
ライギョの身自体に味はほとんどないですね。旨味などは感じずさっぱり淡泊な味がしました。ブリとは違った食感なのですが近いものを感じますね。
以下は下処理のパターン分けした焼きライギョの詳細になります。(どれも変わらなかったので飛ばしてOK)
➀-1皮〇臭みけし×
皮をそのまま残し、牛乳による臭み消しも行わなかった切り身を焼いたものです。
全体的に川魚特有の臭みは無く、皮だけ食べても臭みを感じませんでした。
➀-2皮〇臭みけし〇
皮をそのまま残し、牛乳による臭み消しを行った切り身を焼いたものです。
こちらも臭みは感じませんでした。淡泊な白身が美味しい。
➀-3皮×臭みけし×
皮を剥がし、牛乳による臭み消しを行わなかった切り身を焼いたものです。
臭みは無い!美味い!
➀-4皮×臭みけし〇
皮を取り除き、牛乳による臭み消しを行った切り身を焼いたものです。
これは最も臭みを警戒して処理を行っていますが、無処理のものと比べて全く変わりませんでした。現地で素早くさばいたライギョの場合は「臭み」に敏感にならなくてもいいのかもしれません。
パターン②4通りの茹でライギョ
皮の有無や臭み消しの有無などで4パターンの焼き方をしてみました。茹でに関して言えば、下処理をしていないものは少し臭いました。
茹でると皮はプリプリしますが、身に脂がのっていないため食感はボソボソしていました。川魚特有の臭みを感じる瞬間は、噛んでいる最後の方ですね。フワッと来ました。
②-1皮〇臭みけし×
最も臭みを感じたのはこの組み合わせです。塩さえも入れずにただ茹でただけなので、焼きではサラダ油でごまかされていた臭みが出てしまったのだと考えられます。
②-2皮〇臭みけし〇
牛乳による臭み消しの効果はあまり感じられず、上記と同じ感じです。
②-3皮×臭みけし×
皮がない分、臭みが若干和らぎました。最初に臭いのを食べてしまったので、先入観によって臭ってしまった部分があるかもしれません。いずれにせよ何かしらの味付けをするべきだと思いました。
②-4皮×臭みけし〇
ここでも、牛乳による臭み消しの効果を感じることは出来ませんでした。ナマズの時はかなり効果があったのですがね。でも、皮がなければ臭みはほとんど感じられません。ライギョを鍋で食べたい人は皮を剥ぐことをおすすめします。
パターン➂4通りの揚げライギョ
➂-1皮〇臭みけし×
➂-2皮〇臭みけし〇
➂-3皮×臭みけし×
➂-4皮×臭みけし〇
揚げライギョに味付け
ライギョはクセのない白身魚なので、中濃ソースなどの味が濃い調味料を加えるとご飯のおかずになる。食感はもっさもっさしてて美味しい!
以前からどんな食材も揚げると美味しくなる説を提唱しているのですが、今回も大成功ですね。
ライギョの酒蒸し
これは母親がいつのまにか作っていた「ライギョの酒蒸し」です。
いつのまに母親が僕の雷魚を調理していました
料理名【雷魚の酒蒸し×もみじおろし】
母「グリル厄介よ、ガリオはいつも揚げすぎ」
ワイ「はぁ…(勝手に食材使って…)」
ワイ「(パクっ)」
ワイ「…」
ワイ「……」
ワイ「何これめっちゃ美味いやんけ!」#主婦の力 #ガリオの母の地球飯 pic.twitter.com/mYh2Y9Htpe
— ガリオ@野生食材 (@gario01) March 22, 2019
まとめ:ライギョは美味しい!
元々は食用で輸入されてきた外来魚「ライギョ」
肉量も多く、臭みもないので、また食べたい野生食材でした!
旨味やクセも少ないので、調理の工夫が必要な食税ですが、模索の余地があり楽しいですね
次はタイワンドジョウを食べよう!
終わり。
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