今回は庭で採れた梅を使って、夏バテの疲れに最適な「梅酢」と「梅ジュース」の作り方について解説します。
- 梅酢・梅ジュース作りに必要な材料
- 容器に関する注意点
- 梅の下処理方法
などの詳しい部分もしっかりまとめているので安心してください。
おばあちゃん直伝のレシピなのでやっぱり美味しいです!夏バテの疲れもとれるのでおすすめ!
青梅の入手方法
今回は、庭で採れた青梅を使いますが、季節になればイトーヨーカドーなどの大型スーパーなどでも売られています。
近くに売られていない場合はネットで購入する方法もあります。
梅は必ず「青梅」を使ってください。熟した梅はいかにも良さそうですが、エキスが出てしまっているので梅酢・梅ジュース作りには不向きです。
梅酢作りに必要な材料
- 青梅:2kg
- お酢:1.5L
- 氷砂糖:1kg
- ガラス瓶:4Lサイズ
- アイスピック(竹串でも可)
梅酢作りにおける材料の比率
家庭によってこの比率は異なると思うのですが、僕の祖母から教わった比率は2つあります
青梅:お酢:氷砂糖=2:1.5:1
青梅:お酢:氷砂糖=1:1:1
容器に関する注意点:熱湯消毒をして乾かす
容器は必ず熱湯消毒をして乾かしてから使ってください。水などが残っているとカビ発生の原因となるのでご注意を。
梅の下処理方法
梅を水で洗い、軽く拭いて乾かす
収穫した青梅は水で洗って、天日干しで乾かします。天候が悪く乾かない時は、柔らかいタオルで水気をそっと拭き取りましょう。
水気はカビの原因となるので注意してください。
梅のヘタを取る
青梅には「ヘタ」と呼ばれる蓋のようなものがあります。エぐみの原因となるので、アイスピックや竹串を用いて1つ1つ取り除いていきましょう。
ヘタの裏にアイスピックを入れて掘り起こすと簡単に取れます。
凍らせたり、細かい穴をあけるとエキスの抽出が時間短縮できる
凍らせたり、青梅に細かい穴をあけることで繊維が壊されエキスが出やすくなりますが、これらの工程がなくてもエキスが抽出されるのでここでは省きます。
梅酢をより早く飲みたい方は、青梅を一晩凍らせたり、梅1つ1つに細かい穴を空けてから漬けることをおすすめします。
僕も昔はやっていましたが、今はめんどくさいのでやりません。
梅酢の作り方
【手順➀】梅と氷砂糖を交互に入れていく
用意した青梅と氷砂糖を交互に重ねるようにして、ガラス瓶に入れてください。氷砂糖が下に偏ると青梅からエキスが抽出されにくくなるので、満遍なく散らすのがポイントです。
【手順➁】防腐剤になるお酢を入れる
次に、梅酢のキモとなるお酢を入れてください。このお酢は防腐剤としての役割も兼ねています。
【手順➂】冷暗所に半年から1年寝かせたら完成!
蓋を閉めたら、冷暗所に半年~1年間寝かせて完成です!
時間が経つと氷砂糖が下に沈殿してしまうので、時々ガラス瓶ごとゆすってかき混ぜてやってください。
作った日付と分量をメモしておくと安心
作った日付や材料の比率をメモしてガラス瓶に貼っておくと、誰かに教えるときも安心です。
~1年後~
これが約1年後の姿です。かなり抽出されていますね。
深いガラス瓶から梅酢をすくう時は、専用のおたまがあると便利です。ビンごと傾けて注ぐとこぼれる危険性があるので注意してください。
梅酢の飲み方:氷と水で割る
これは個人の好みによるのですが、梅酢を氷と水で割って飲むのが最高に美味しいです。
比率は、梅酢:水=1:5 くらいでいいと思います。濃いのが飲みたい方は1:3、薄くてさっぱり飲みたい方は1:7くらいがおすすめです。
夏のクソ暑い時に、キンキンに冷えた梅酢を飲むと疲れが吹き飛びます!
梅ジュース作りに必要な材料
- 青梅:1kg+2kg
- 氷砂糖:0.5kg+1kg
- ホワイトリカー:60ml+120ml
- ガラス瓶:2L+4L
- アイスピック(竹串でも可)
今回は2つのガラス瓶で梅ジュースを作ります
梅ジュース作りにおける材料の比率
家庭によってこの比率はことなるのですが、僕が祖母から教わったのは
青梅:氷砂糖:=2:1
これに防腐剤としてホワイトリカーを少量入れるというものです。
容器に関する注意点:熱湯消毒をして乾かす
容器は必ず熱湯消毒をして乾かしてから使ってください。水などが残っているとカビ発生の原因となるのでご注意を。
梅の下処理方法
梅を水で洗い、軽く拭いて乾かす
収穫した青梅は水で洗って、天日干しで乾かします。天候が悪く乾かない時は、柔らかいタオルで水気をそっと拭き取りましょう。
水気はカビの原因となるので注意してください。
梅のヘタを取る
青梅には「ヘタ」と呼ばれる蓋のようなものがあります。エぐみの原因となるので、アイスピックや竹串を用いて1つ1つ取り除いていきましょう。
ヘタの裏にアイスピックを入れて掘り起こすと簡単に取れます。
凍らせたり、細かい穴をあけるとエキスの抽出が時間短縮できる
凍らせたり、青梅に細かい穴をあけることで繊維が壊されエキスが出やすくなりますが、これらの工程がなくてもエキスが抽出されるのでここでは省きます。
梅ジュースをより早く飲みたい方は、青梅を一晩凍らせたり、梅1つ1つに細かい穴を空けてから漬けることをおすすめします。
僕も昔はやっていましたが、今はめんどくさいのでやりません。
梅ジュースの作り方
【手順➀】梅と氷砂糖を交互に入れていく
用意した青梅と氷砂糖を交互に重ねるようにして、ガラス瓶に入れてください。氷砂糖が下に偏ると青梅からエキスが抽出されにくくなるので、満遍なく散らすのがポイントです。
【手順➁】防腐剤になるホワイトリカーを入れる
梅ジュースには「お酢」を入れないので、防腐剤となる「ホワイトリカー(焼酎)」を入れてください。
大きいガラス瓶には、120ml入れてください。小さいガラス瓶には60ml入れてください。
【手順➂】冷暗所に半年~1年寝かせたら完成!
蓋を閉めたら、冷暗所に半年~1年間寝かせて完成です!
時間が経つと氷砂糖が下に沈殿してしまうので、時々ガラス瓶ごとゆすってかき混ぜてやってください。
作った日付と分量をメモしておくと安心
作った日付や材料の比率をメモしてガラス瓶に貼っておくと、誰かに教えるときも安心です。
~1年後~
これが約1年後の姿です。かなり抽出されていますね。
深いガラス瓶から梅酢をすくう時は、専用のおたまがあると便利です。ビンごと傾けて注ぐとこぼれる危険性があるので注意してください。
梅ジュースの飲み方:氷と水で割る
これは個人の好みによるのですが、梅ジュースを氷と水で割って飲むのが最高に美味しいです。
比率は、梅ジュース:水=1:4 くらいでいいと思います。濃いのが飲みたい方は1:3、薄くてさっぱり飲みたい方は1:5くらいがおすすめです。
夏のクソ暑い時に、キンキンに冷えた梅ジュースを飲むと疲れが吹き飛びます!
梅酢と違って酸っぱくないので非常に飲みやすいです!子供から大人まで万人受けのジュースなのでおすすめです。
最後に
今回は、梅酢・梅ジュースの作り方をご紹介しました。
作るのに時間はかかりますが、待った期間が長いほど出来たときの感動も一塩です。夏に行うイベント1つとして「梅酢・梅ジュース作り」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
おわり