今回は、春の山菜「クサソテツ（コゴミ）」の下処理や美味しい食べ方・味などをご紹介します。
友人から貰ったものなので、採取方法や生えている場所の解説はありません。ご了承くださいm(__)m
山菜の食中毒には気を付けましょう
春になると山菜と毒草を間違えて食べてしまうといった事故がTVのニュースでみられます。
事故は「友人から貰った」ケースが多く、それが毒草であることを疑うこともなく調理してしまい食べてから気づくという話をよく聞きます。
まず、知らない野草なら食べない。判別ができないなら食べない。といった対策を自分の中でする必要があります。
山菜をくれる人を悪者にしないためにも、調理する前に必ず毒草でないか確認しましょう。
クサソテツ（コゴミ）の美味しい食べ方・味
生で食べたときの味
とりあえず試しに生でかじってみました。
普通、スーパーで売られているような野菜は食べやすいように品種改良されているので苦味などは少ないですが、野草であるコゴミからも苦味やエぐみ感じませんでした。
独特な形をしており、若芽の部分の歯ごたえがあるポリポリ食感が特徴的で食べていて面白いです。
この時点でコゴミのもつポテンシャルに期待し始めているのですが、案の定大満足でした。
コゴミのおひたしレシピ
- コゴミ：適量
- 塩：小さじ1
- 好みに応じて調味料（マヨネーズ、醤油、かつおぶし、味噌）
【手順➀】採取したコゴミを水洗いする
土や虫が付いている可能性があるので、一応水洗いしておきます。
【手順➁】傷んだ若芽の根元は取り除く
採取してから時間が経ち、若芽の根元が傷んでいる場合は取り除いておきましょう。
【手順➂】沸騰した鍋で3分間くらい茹でる
沸騰した鍋に小さじ１の塩を入れ、3分間くらい茹でます。
さっと茹でると少ない苦味が完璧に消え、柔らかくなるので食べやすくなります。
【手順➃】茹でたコゴミを水洗いする
【手順➄】食べやすいサイズに切る
ここは自由ですが、半分くらいに切ると食べやすいのでおすすめです。
コゴミのおひたし完成！
おひたしに関しては調理法といってもただ茹でるだけなので難しいことはないと思います。
茹でただけのコゴミを食べてみましたが、かすかに香るコゴミが持つ若草の風味と歯ごたえのあるポリポリ食感がクセになって手が止まらないくらい美味しいです！
苦味も無いので、万人受けすると言われているのも納得出来ました。
素材の味をより楽しみたいという方にはおすすめの調理法です。
好みに応じて色んな味付けをしよう
コゴミをくれた友人はマヨネーズが一番好きといっていた
かつおぶしをまぶして醤油をかけるのも美味しいコゴミの炒め物レシピ
- コゴミ：適量
- めんつゆ：適量（薄めたもの）
【手順➀】おひたしの手順と同じ
コゴミを水洗いし、茹でてください。手順は「コゴミのおひたしレシピ」と全く同じなので画面を上にスクロールし、そちらを参照ください。
【手順➁】薄めためんつゆと一緒に炒める
普段そばを食べる時に作るようなめんつゆをフライパンに垂らしてコゴミを傷めます。めんつゆが少なすぎるとコゴミが焦げて黒くなるので注意してください。
コゴミの炒め物完成！
若草の香りと和風なめんつゆの香りが良い具合にマッチしているので、僕の母親はめちゃめちゃ気に入ってくれました。
そこまで野菜を好きじゃない人もコゴミなら気に入るのでは？と思うくらいに食べやすいので特徴です。
最後に
今回は、山菜であるクサソテツ（コゴミ）の食べ方や味をご紹介しました！
都心部にいるとなかなか手に入りませんが、多摩川などの河川敷で湿っているところにいけば群生しているかもしれません。
今まで食べた野草の中でも飛び切り美味しかったので、ぜひ休みの日に探してみてはいかがでしょうか？
おわり
