突然ですが、皆さんは「ヒメオドリコソウ」をご存知ですか?
道端や畑などで春によく見られます。調べてみると、どうやら食用では無いらしいのですが毒草でもないみたいなので食べてみようと思います。
ヒメオドリコソウの食べ方:お浸し(おひたし)
ヒメオドリコソウのお浸しの材料(一人分)
- ヒメオドリコソウ/3株ほど
- めんつゆ/大さじ1
- 味噌/小さじ1(5g)
ヒメオドリコソウのお浸しの作り方
手順1.野生のヒメオドリコソウを採取する
1人分なら、これだけあれば十分です。
手順2.柔らかい葉の部分をちぎる
茎の部分は食べにくいので、柔らかい葉の部分だけちぎってください。
手順3.集めた葉を一度流水で洗う
水を流しながら、さっと洗ってください
手順4.鍋に塩を入れてお湯を沸騰させる。
野草が持つ※エぐみを取り除くために、一度塩ゆでします。
※エぐみとは:野菜の中に含まれているアク。オエってなるやつ。苦味。
手順5.沸騰したお湯にヒメオドリコソウを入れる。
ヒメオドリコソウを約3分間茹でてください。
手順6.鍋から取り出して、流水でアクを流す。
水洗いしたら、ヒメオドリコソウを絞って、水気をとってください。
手順7.絞ったヒメオドリコソウと調味料をボウルに入れる。
めんつゆ大さじ1と味噌小さじ1(5g)だよ
手順8.ボウルの中でよく混ぜる。
ヒメオドリコソウのお浸し完成!!
お好みで、「かつお節」や「ゴマ」をかけてみても良いと思います。
気になるお味は?
生で食べたとき
エぐみがヤバい。食えたもんじゃない。
茹でただけの時
エぐみはだいぶましになった。でも美味しくない。
お浸しにしたとき
普通に食べれる。ただ、葉っぱの繊維質が舌に残る。
まとめ
進んで「採ってこよう!」と思わせるほどの嗜好性はありませんが、災害時などの食べる物が無い時は、栄養補給の野草としてギリギリ機能すると思います。
食べてみて、食用では無いことが確かなのは理解しました。ただ、食べられないわけでは無い。ということも分かりました。
注意!
「ヒメオドリコソウ」についての情報がネットに載っていなかったため、実際に自分で食べてみて安全であることを確認しました。ただ、アレルギーなどの有無についての確証はない為、幼児や妊婦さんが食することはお勧めできません。あくまで、健康な20代の男性が食べてみた。というだけなので、参考程度にして下さい。多量に摂取したら、全身の毛穴から緑の液体がわき出てくるかもしれません。気を付けてくださいね。
ちなみに、大学の植物に詳しい教授に「ヒメオドリコソウに毒性はあるか?」と尋ねたらこう言われました。
ヒメオドリコソウに毒性があるとは聞いていない。しかし、人によっては思わぬアレルギーが発症する可能性があるから気を付けなければならない。
つまり、食草でも非食草でもダメな人はダメってことね。
おわり